特定の罪種に拘らずに現在問題になっている犯罪・問題行為をオールラウンドに取り上げ、市民安全(安全・安心な市民生活の確保)という視線から「どう向き合い、どう防ぐ」かを世田谷区民向けに区職員の方々とアナウンスしました。冊子は大幅に厚みを増しました。

 強調したのは、これまで低下傾向にあった犯罪情勢が、最近の匿名流動型犯罪の噴出に見るように、一挙に反転し、質量共に問題化を深めており、それに伴い市民の側にも新しい対抗策が求められる情勢になったことです。要するに犯罪現象は曲がり角にあると強調致しました。

 これは世田谷区だけではなく他の多くの自治体の現状となっていると思われます。

 こうしたことをみるために、警視庁から出されて最新の町丁単位統計を加工しマップ化する(これまでの他の自治体広報紙や研究出版物に見ることのない)などいたしました。新しい分析手法が提示できたのではと思います。世田谷区の危機管理課の方々と共に苦労しました。

(文責 清永奈穂 林成子     2026年3月31日)