安全教育は体験で学ぼう~イギリス安全体験施設研究~
危機を通して子どもを大人にする体験施設
弊所は 特別顧問清永教授を中心に、英国の安全体験施設についての研究を行っています。
弊所参加研究者である日本福祉大学田中賢准教授、弊所研究部長篠原惇理、川嶋研究員、
清永研究員は、英国に毎年訪れ、英国各地で展開されている安全体験施設を調査し、
その効果と進化、さらに日本への実現可能性を探っています。
英国安全体験施設の研究は、清永賢二を代表とする、
文部科学省 資質の高い教員養成GP(日本女子大学)研究(2006~2007年度)を皮切りに始まりました。
もともと災害教育体験施設として研究を行っていた田中准教授と、
「犯罪からの安全は、体験教育から」
そして「子どもの心と体と頭をつなぐ大人にする教育は、安全体験から」、と長年思っていた清永教授の想いが重なり、体験教育視察がはじまりました。
今後少しずつ、その体験施設の概要をご紹介してまいります。
なお、本掲載原稿は2007年8月日本女子大学大学院夏季講義「英国の市民化教育と安全教育」(清永奈穂)と2008年「安全教育のこれまで・これから」シンポジウム ポスターセッション原稿をもとにしております。
2008年3月「安全教育これまでこれから」ポスター
科学技術振興機構 犯罪からの子どもの安全研究 報告書
イギリスの安全体験施設訪問①