目の玉の動きを追いかけ、人は街並み・家屋のどこを見て行動しているかを記録する実験機器がある。これを元犯罪者に装着してもらい、侵入盗と全くの素人の狙い所(ポイント)の違いを追いかけた(科技庁研究)。
記録を解析したところ非常に面白い結果が得られた(東洋経済「大泥棒」、新潮社「犯罪者はどこをみているか」に一部記載)。
その基データを、最近の犯罪者のものと比較しながら検証し直している。
分かったことは、実証的データに裏付けられて、犯罪者の目の付け所が明らかに違い、特にコロナ過以降、最近の犯罪者行動に決定的変化が構造的に急激に起きていることだった。非常に面白い。犯罪社会は変革期にある(図)。
(文責 清永奈穂 2025年7月28日)



