朝わが家に届けられた全国●●新聞の紙面を開いて行って一瞬の驚きで目が固まった。子どもの安全についての記事であった。

 詳しくは追って詳細に書くが、私たちがおよそ50年にわたり地面を這って調査し実験して得たデーターを基にした実証的考えをHP上に記述したのを、ほとんど自分の説として簡略化し●●●●さん(〇〇〇ま)が書き述べている。驚き怒りと同時に深い悲しみが噴き出てくる。

 ●●新聞および●●●●さんは、そこに述べたことが独自な説であるというなら、簡略化してでも何でも、基になったデーターを示してもらいたい。単なる自分の思い付きや言葉の言いかえ等ということは許さない。それは「学」でないし言葉の遊びである。子どもや地域の安全の追及は、遊びでないし子どもや地域の方々の命をかけた「学び」問題である。今日本は様々な面で危機に直面している。そこでの指導は、楽しくはあっても、無責任な遊び遊びは許されない。そうで無いというなら根拠を出せ。

 あなたが遊んで金儲けのためにやるというのも許さない。大人という者は、遊んで無責任に「金」を儲ける人ではない。汗して学び責任もって説を唱える人である。大人でないものが子どもを指導することは許されない。子どもの命に責任を取れない「その場任せ」の遊びである。。

 子どもの安全を追う者にウソはあってはならない。

 この1か月ほど、私たちのHPを全部さらうように見ている複数の人たちがおり、熱心な方もいるものだとかんがえていた。

 しかし全国都道府県の複数の方から、私たちと同じ考え判断を自分の説として示している人やグループがあるが、その方々と関係があるのかという問い合わせが続いた。これはおかしいと先週からHP上で警告を出していた。少なくとも出典を明記してもらいたいと。

 それがなされていない。まさにおかしかったわけだ。

 今日、しかるべき方々と相談し、中身をさらに検討し、公的な場で話し合いを求めねばならないと考えている。検討によって新聞社と記述者の実名を出す

 全てのHP文をタイトルを残して、取り急ぎ重要なものの内容を消す。今後タイトルを中心とする。

 この際、このような記事を載せた●●新聞とのご縁も消させてもらう。事実の確認も十分しない紙面作成は、あらゆる面でモラルがないし信用できない。最低。それはその新聞の緊張感の喪失を表す。ただの読み物。

 こうして「子どもの安全学」の発展は遅れて行く。●●さん、私どもの一切のデーターを使っての物言いをみとめません。

 このブログに文句があるならいつでも受けて立つ。

 皆さんも我が身となって考えてもらいたい。一生けん命考えたものが、ある日突然見知らぬ誰かの名前で公表された時を!

(文責  清永賢二・元警察庁科学警察研究所元犯罪予防研究室長・元日本女子大学教授・元東京大学客員教授・元早稲田大学法学大学院講師・元ロンドン大学LSE客員研究員・現(株)ステップ総合研究所特別顧問)。            2023年8月7日)