前にもご紹介しましたガイドブックです。

ネット・SNSを媒介とした子ども問題が急拡大しています。子どもたちに学校でネット教育が進められる中、この問題は止まりようもなく、子どもたちの現実の生活空間から仮想空間へ、さらには子どもたちが大人になって行く過程の社会空間と広がってゆくるのではないかと危惧します。特に性の問題。

 東京都福祉財団の助成で保護者調査研究と、得られた結果を基に作成した指導書を使い実際に保護者対象の安全教室を開催し効果測定を行ない、得られた結果をまとめたガイドブック(保護者編)が完成しました。

   目次

   はじめに

   なぜ低学年からのインターネットの安全教育が必要なのでしょうか?

    1. 子ども世界にひたひたと忍び寄る犯罪者―‘ステルス型犯罪’のこわさ―

   2.「直接的」な接触を求めてくるネットの中の性犯罪者

    3.子どもたちにネット犯罪から自分を守る力をつけるために

    4.子どもが「加害者」にならないために

    5.子子どもとルールをつくる際の10のポイント

 これをベースに小学生編、中学生編、高校編を研究・作成し、特に性問題とネットの怖さに関する研究と、それをベースにした動画作りを進めようと計画しています。

(文責  清永奈穂 安蒜まどか 木下史江 林成子    2024年2月27日)