ボランティア活動といえばある特定の人を支えはげますため、何かの組織に入って日々みんなと一緒に活動する、そんな働きをイメージします。一つの例をあげるなら子どもの通学路見守りパトロールがあげられるでしょう。

でももっと気軽にボランティア活動はできないか?日本全国を歩いてフトそう思う時があります。特に子どもや高齢者の安全確保のため努力なされているボランティアの皆さんの活動を見ていて「大切なことをなさっているなー」と思う一方で「大変だなー」と思うとき、特に強くそう思います。

そこで私は「瞬間ボランティア」という考えを提案します。別に特別な働きかけではありません。基本は「おもてなし」の心と同じです。

いつでもどこでも誰にでも日々の生活の中で「あの人は困っているな」と思ったら手を差し伸べる、声をかける、じっと見守ってあげるということ、こんな誰にでもできる「働きかけ」を「ボランティア活動」と考えよう、ということです。

こうした働きかけをボランティアということで何が良いか?
たとえばこうした瞬間ボランティア活動は、今まで時として「おせっかい」と言われ、時に「いらぬおせっかいはしないこと」と言われてきました。でも実際には子供や高齢者そして女性など、いわゆる犯罪弱者の方々を中心に、「ほんの少しの手助けがあれば」と思う場面が非常に多いことは確かです。

この「おせっかい」と呼ばれるのではないかという「心のひるみ」を瞬間ボランティアという呼び方は救ってくれます。例えば、
「ボランティア、ボランティア、これはボランティア~!」
と思えば声かけもおっくうにならなくなるでしょう?

この瞬間ボランティア活動は、特に自分の住んでいる地域で必要とされるでしょう。地域がコミュニティであるためには、「コッミュニテイ」本来の言葉から言って(ここに一緒に+住む・住み続ける)、瞬間ボランティアの存在は必要不可欠でしょう。

ただこの瞬間ボランティア活動を進めるには、それが「おせっかい」とならないため、また自身の安全確保のためなどにより、それなりの作法が必要となります。

いま私たちは、瞬間ボランティアが身に付けるための「基本作法」について考えています。
(文責 清永奈穂 20170828)