学校の授業として2日使った安全教育を3,5年生対象に実施しました。

1日目は座学で、犯罪はどこでも起こる可能性のある事を「犯罪現場の写真」をクイズ形式で学び、誰でも犯罪に遭う可能性のある事、もし遭った「そのときどうするか」について(株)ステップ総合研究所が開発した「ハサミとカミはお友だち」の7種の方策がある事を子どもたちに発見させ、「どうする」を具体的にどう体現すれば良いかの基本を学ばせました。子どもたちは、積極的に質問を発し、主体的に解決法を見いだしていった(写真1、2)。

2日目は、学校の体育館と運動場を使い、先生方のみならず、千葉県警、保護者、地域ボランティア、企業の方々が「ハサミとカミはお友だち」の体験指導に当たりました。子どもたちは、実際に「その時」に応じた「ハサミとカミはお友だち」を体験することで、今までに無い「その時どうする」を積極的に身につけることができたとみられました。

勿論、授業を受ける前、受けた後の態度変容調査も実施する手続きを取っています。子どもたちは、「その時どうする」を体得しただけでなく、施設内を巡回(パトロール)するお巡りさんに様々な質問をし、安全を守る警察官の役割などを学ぶことが出来ました。地域の見守りの方々とも地域安全について深い話しができました。

子どもたちだけでなく指導の仕方や施設の作り方等について、私たちにとっても貴重な体験でした。

様々な写真や調査結果等を盛り込んだ授業報告書を作成します。

(文責  清永奈穂          2020・09・12)