保護者や町の人、先生方や警察の方からお聞きした「崩れの例(ヒヤリハット例)」を上げたいと思います。

➀朝の通学路で学校に行くのがイヤになり「公園」で一人遊んでいた.同じく登校途中で学校に行くのがイヤになり、登校をやめてお家に帰ろうとしていた(保護者が気がつき一緒について登校した)。

②兄弟で下校していたが、弟がどうしても通学路から外れて、別な近道を通って帰ろうとし、兄弟げんか。(弟は、渋々、お兄ちゃんの言うことを聞いて通学路で帰る)

③知らない人から「声をかけ」られ、親切に道案内して「ついて行こう」として、通りすがりの知ってるおじさんから止められた。(警戒心の希薄化と安全知識のど忘れ)

④久しぶりの戸外での体を動かすことが大変嬉しく、「面白い遊び、一緒にしよう」と誘われ、夕刻遅くまで外出していた(保護者が迎えに来て連れて帰る)。

ともかく自宅待機が始まる前の安全・危機感覚(リズム)を失っている子どもの多いことに注意。「前はこうだったでしょう」と繰り返し注意し、前の行動様式やリズムを取り戻させてください。早く「休みの前の普段はこうだった」の普段感覚とリズムを取り戻させること。お節介おじさん・おばさん・お父さん・お母さん、大いに結構。

(文責 清永奈穂        2020・06・03)