18.本当に久し振りに静岡県の講演会で清水区に18日(土曜日)に行ってきました。皆さんの温かい対応に深く感謝申し上げます。生きて返ったという思いが強い講演会でした。
私が何よりも嬉しかったことが3点あります。
1.静岡で安全研修をやっていた当時の研修生が非常に多く参加してくれたことです。みなさん、心から私の体調を心配してくれていました。感謝。本当に深く感謝!仲間です。
2.講演が午後1時から4時までという長丁場にも関わらず、全てやり通せました。病を得てから初めてです。体に少しの自信が戻りました。
3.静岡は「凄い」と思ったのは、NPOのためのNPOがあり、市民自らがNPOの様々な企画を立て、情報を集め、実行していることでした。育っているのです。わたくしが描いてた通りの組織が育っています。すばらしい。この芽は、是非とも大きく育てねば。
講演の最中にも、私の空白の3年について「どうしていたのか」という質問が多くの人から寄せられました。そこで、この間に「まさに目の飛び出る様な出来事」があり、苦悩したことを実名をあげつつ説明しました。みんな「エー、あの人が!」と驚愕していました。過ぎたことですが、伝えることは、しっかり伝えねばと思いました。
1つの山を越えたという思いが強まっています。これから気を変えて、新たな原稿執筆に取りかかろうと思っております。
17.三郷市と松戸市で連続して発生した少女斬りつけ現場の実査に行きました。詳しいことは、清永奈穂が「全国防犯連合協会」の機関誌「安心な街に」に連続して載せます。
感想はこの事件現場も、過去に起こった少女殺害現場と非常に似通った臭い(街の発展段階によって外形的には異なりますが)がするということでした。
一言で言えば「いずれも外縁=ハズレ」に位置しているということです。
非常にスリリングであったことは、被疑者の少年が住んでいる場所を、ある一定の予測式の範囲で見事当てたことです。ビンゴ!!
こういった予測の精度を上げて行けば、かなりの程度、犯人の居住地推定に仕えるのでは、と思いました。
16.東洋経済新報社より「破落戸(ゴロツキ)」の題名の本を出版する事となりました。書くには最低の体調です。しかし新潮社
から「新方丈記」を出す約束と一緒に、ともかく書くつもりです。
皆さんのおかげで東洋経済の「大泥棒」もNHKのブックレビューで取り上げられました。それに引き続いての
姉妹編です。また清永奈穂との共著、新潮社の新書「明日の犯罪予防を語ろう」(仮題)も、新年早々の発行に向け、
全て整いました。後続の本として「新方丈記」の執筆に取り組む事となっています。
ミネルヴァ書房の「犯罪からの安全を科学する」(2100円)も、出版が目前になっています。既に教育関係から500冊の
まとめ買いがきているそうです。
引き続いての本出版の構想も非常によい具合に進んでいます。
つらい事の多い本年でしたが、尻上がりに希望の年になりそうです。私自身に関して言えば、右半身の麻痺が進んでいます。
でも今をがんばる、の哲学を死ぬまで貫き通したいと思います。眼も不自由になりました。でも音は聴けます。
皆さんと共に明るい日本にして行きたいとがんばります。
15
最近の様々なホームペイジを見ていて気づくことは、調査をやったと言いながら、その調査概要(調査対象、調査期日、調査方法等)を載せずに結果だけを恰も最近やったかのように載せている報告の目に着くことである。
その結果をよく見ると、他の研究者がやってHPに載せた結果の寸借詐欺まがいのものであることが分かる。研究調査は正直に「自分がやったもの」を載せねばいけない。
分からないようで、多くの人は良く見ている。
また人の結果を使うのであれば、誰がそれを作製したかを明記せねばならない。特にそれを使って講演をする場合は。そうでなければその行為は「窃盗罪」にあたる。
14.
現在(2011年10月31日)、瀬戸内の島に来ています。とても心休まる島です。テレビも
新聞も固定電話もありません。複雑な人間関係も。島のおじいさんがタコを獲って持ってきてくれました。こんばんはタコ飯です。
昨晩、新潮社
「明日の犯罪予防を語ろう(仮題)」
の清永奈穂との共著本がようやく脱稿しました。3ヶ月で書き上げたのは、今の私には早かったと思います。
新潮社の阿部さんとの約束の日に間に合いました。東京で頑張った清永奈穂に深く感謝します。本が仕上がったのは、何も言わずにひたすら書き上げてくれた彼女のお陰です。
清永奈穂は、この本の他にも「安全学習ノート」を仕上げ、ミネルブア書房の本も完成させ、地震を平井邦彦さんと目次立てし、ACE子どもの安全教育をみんなと動かし、研究助成企画書を書き。随分無理をさせました。でもこれで私の後を接ぐ気構えと中身は仕上がったと思います。
今年に入って3冊目の本です。
この本は、これまでの考えの纏めとして結論づけました。新書版ですが中身は濃いイと思います。前作「大泥棒」はみなさんのお陰で再版が続いています。
もう1冊、どうしても書かねばならぬモノがあります。体はくたくたですが、恩師麻生誠先生がおっしゃたように「息を引き取るその時まで学び研究せよ」に徹したいと思います。
13.
首相官邸でありました今年の地域安全功労者の表彰とあわせてのパーテイに、清永奈穂を介助者として行ってきました。
色んな都道府県の人が来ており話が弾みました。懐かしい長崎や富山、秋等々。
驚いたことは、ある県の方が挨拶に来てくれたのですが、その話の中で、ある人物の所属の話が出て、いまだに「所属詐称」を重ねていることが判明したことです。
自分自身、つくづく、こうはなりたくないものと思い訂正しておきました。
ウソはどこかでばれるモノです。
12..昨日、ミネルバからの出版される本の校正が終わりました。清永賢二が命を削って監修した「子どもの安全を科学する」
、というタイトルの本です。今までの子どもの安全に関する総まとめになっています。
この本が出版されるまでに色んなことがありました。一番ひどかったのは、清永が病に倒れたときに、それまでの
データーをみんな持ち出された事です。
でもミネルバの方々が、本当によく理解して下さり、立派な本になりました。是非読んでみて下さい。
次の本も書き始めています。
今度も子どもの安全の本です。その次は、清永がNHK出版から、子どもと地震の本を出していたので、
その続きになりそうです。
清永は、今、新潮社から「明日の犯罪予防を考えてみよう」というタイトルの新書原稿を、今日書き終えました。
楽しみにしていて下さい。
11.島で思う
7月から瀬戸内の島で住まっている。9月6日には帰京する。
島でボーッと生活することが人生最後の希望であった。ようやくそれがかなった。大きな喜び。
しかし実際の生活は、味噌蔵を改造した執筆室(「偏屈巢青山」と名前をつけ、土壁3面に本棚とベッドそして長机。計16畳ほど)。で新潮社の新書原稿を書いている。疲れたら海岸を歩く(1日10000歩歩けるようになった。)か本をベッドで読む。
やはり仕事中心の生活に変わりがない。本は「ニーチェ」「三木清」「宮沢賢治」「中上健二」。
「ニーチェ」と「中上健二」に共通性を感じる。
時々インターネット。最近の情報を見る。
相も変わらず、
*自分の所属についての嘘(ある大学にあたかも現在も所属しているように記述)
*実際に調査研究を行ったかのような嘘の記述
をしている人が載っている。これで公的な講演をやっているのだ。その神経の太さと、もし、ばれたらどうするのだろうということを考えてしまう。生きてゆけないのではないか。講演の主催者に本当の事を教えようかとも思う。
しかしかわいそうだと思い翻意する。甘い。
こんな人生を送りたくないと、つくづく思い、また原稿書きに戻った。
現在400字詰め220枚執筆。
9.ひとり思う
現在、瀬戸内海の島のわが家で「悪の犯罪行動生態学序説」を書いています。10月には出版社の方にお渡しできるよう、筆を進めています。
苦闘していますが(何せ右半身が麻痺し、左手でマウスを操作するという状態)、それでも7割ほどは書き上げました。総枚数250枚(400字詰め)です。
頭の中に入っていたモノが流れ出しています。ふと思います。私の年齢になると「もう引き算」の生活かと思っていたのですが、同じ引き算でも少しイメージが異なっているように思います。
それは川の流れのように一方的に上流から下流に流れるのでなく、その流れの途中で堰き止められ、堰き止められた中で澱み濾過され、そして流れて行くというイメージに変わりつつあります。
もう昔のように足し算だけの生活は出来ないが、それでも堰き止められた分だけ考える淀みが出来ているように思えます。過去に思いも知れなかった深い淀みや渕が。
老いて思考する、というのはこういうことかも知れません。
8.清永の新書構想
清永は大げさでなく命の続く限り、研究を続けたいと思っています。先の6月に「大泥棒(東洋経済新報社)」を著しましたが、今はようやくその疲れが取れ、次の新しい本の構想を建てています。幸い出版しようと進めて下さる有り難い出版社が出てきました。「私の命がある限り。内容の質が悪ければ、いつでも出版できないと伝えてください」。という条件の下で、取り組んでいます。
先の「賊日記」には、まだ起こしていない(なぜなら「日記」中の文字・文体は独特で、なれぬ普通の起こし手では到底起こすことは不可能なのです)があります。それこそ、獄中を通した自分の人生観を「1日1ペイジ」で1年書き綴ったものです。非常に貴重で、私が死ねば消えてゆくものです。
しかし、この貴重な資料を置いておいても、ともかく、今構想している新しい本の実現化にもてる全力を傾注したいと思っております。テーマは「犯罪生態行動学の夜明けと深化」とでも表現できるものです。
幸い「大泥棒」中の「猿の義っちゃん」がわが家に来てくれ、1ヶ月に2回の研究会を持つことが出来るようになりました。
余分なことにエネルギーを使わず、集中したいと思っています。
7.放火犯
東北大震災を考えると気持が重くなる。
日本は放火犯が本当に多い。自分が暖かくなりたいがため、火を付ける用意をし、実際に火を付けながら、都合が悪くなると、自分を正当化するため、薪を運んだ者を放火犯だと言い立てる。
最初に誰が何をしたか、本当の放火犯は誰かをしっかり見極めねばならない。
6.自分を見つめよう
春なのか冬なのか夏なのか。境界の定まらぬ日々が続く。
季節だけではない。
人も「分」の定まらぬ者、いらぬ野望に能力を超えて燃える者、
それを分けも分からず肩入れする者。全てみる者はみている。
日本という国は、どこへ漂流するのか。どこへ漂着するのか。
5.大学を辞するに当たり書き記した事
◆日本女子大学での教員生活の中で思い出や印象に残っていることは何ですか
(大学3年学生)
人間の愚かさを見たこと。
自分がより偉くなりたいが為、裏で動き、言葉を弄ぶ存在となりたくなかったことを
何とか貫き通せたこと。
◆先生が大切になさっているお言葉や、大切にされていることは何ですか?
またその理由はなんですか?
「無」。
先日(二〇一〇年十二月)、義兄(美濃「土岐氏」の末裔)が死んだ。その後すぐに今度は
義兄に嫁いだ実姉がガンで余命四ヶ月と聞いた。義兄の葬式に出ることが出来なかった申し訳なさもあり、
ともかくヨロつく足で帰郷した。自分で最後の著書と思い定めた本の原稿を出版社に
送った直後のことでもあり、深い人生終焉の思いが取り憑いていた。
深夜まで離さぬ姉に寄り添い、自身夜遅くまで起きている事は病の後遺症できつい事ではあったは、
これで最後かと思い語り合った。
交わした言葉の内、普段哲学めいたことを漏らさぬ姉が、
「死ぬとは何も無い『無』に身を置くことね」
と言ったことが自分の迷いを吹っ切った。時に罵りあったこともあった姉のやせ細った顔に見入った。
◆日本女子大学の学生に今後どのような大学生活を送っていってもらいたいですか?
今を生きる。今のままで行けば、二〇二〇年まではともかく持つとしても、
それ以降かなり悲惨な状況が来ると予想される。
それは誰が導いたのでもない、今の自分であることを早く覚悟すること
(これは大地震前の事。現在はもっと早く、来ると予想される。しかし、大丈夫だ)。
◆最後に一言お願いします
ぼーっと島の向こうを見ている、そんな毎日を送る夢を、ようやく現実として入手できる。
つくづく思う。一昨年六月に息が止まりかけたのが、よくぞ今まで生き続けることが出来たものだと。
もし、何ごとも無かったであれば、この一年ほどの「生きた時間」を過ごすことは到底出来なかった。
まだ生き抜くぞという思いがある一方、もう良いこれで十分、という独り言をつぶやく自分がいる。
追記
死とは「無」ね、と呟いていた姉は、義兄の後を追うように、早々に死んだ。自分の身辺を真にきれいに整理し、
繋がりのあった方々にお礼を述べ、最後は足早に去るという見事な死を遂げた。
寒い冬の日であったが私は九州まで日帰りで帰った。姉の死は、みんなが送るまでは
実感がなかったが、遺体を載せた車が葬儀場を出た途端、それまでの姉との日日と、幾つになっても
「けんちゃん」と呼びかけた声が急速によみがえり、胸を激しく揺さぶった。
死と生の間にあった病、退職に加え姉が死ぬという3つの人生の試練は心を厳しく揺さぶる。同時に、この前後に「物事を知らぬ者」から 受けた「つぶて」は決して忘れないぞ、という思いを堅いものとした。
決して忘れぬ。
今日の日本人に一番欠けているのは、この「決して忘れぬ」という思いかもしれぬ。」
清永賢二の独り言
1.独り言のはじめに
これから折に触れ「独り言」を書き連ねて行きたい。どこまで書けるか分からぬ
が、今、書いておかねば悔いを残すことが多い様に思われてならない。なお、こ
の独り言は「(株)ステップとACEの仕事とは全く関係ないことを強く断っておきたい。
全ての責任は清永賢二にある。
3.独り言の3
猿まねはよそう。人のアイデアは大切にしよう。戦後日本の不幸はそこから発進したことにアル。
今、日本に大切なのは独創性だ。 そこから立ち直りが始まる。
4.独り言の3
心の澱みを心配し、昔の複数の友人が訪ねてくれた。変わらぬ友は良いものだ。「行ける」というアドバイス。
友の判断は良いものだ。 ありがたい事。先が一直線に見えてきた。前に進もう。今の日本に必要な事は「知行合一」
の志だ。日本がんばれ。
Institute of Safer Town Environmental Program
ステップ総合研究所
日々遭遇する可能性の高い危機(犯罪・災害など)の実態把握と
その最適な問題解決策を確かなものとするための調査・研究
そしてそれに基づく様々な提案をおこなっています。