東洋経済新報社より「破落戸(ゴロツキ)」の題名の本を出版する事となりました。書くには最低の体調です。しかし新潮社

から「新方丈記」を出す約束と一緒に、ともかく書くつもりです。

 皆さんのおかげで東洋経済の「大泥棒」もNHKのブックレビューで取り上げられました。それに引き続いての

姉妹編です。また清永奈穂との共著、新潮社の新書「明日の犯罪予防を語ろう」(仮題)も、新年早々の発行に向け、

全て整いました。後続の本として「新方丈記」の執筆に取り組む事となっています。

 

ミネルブア書房の「犯罪からの安全を科学する」(2100円)も、出版が目前になっています。既に教育関係から500冊の

まとめ買いがきているそうです。

引き続いての本出版の構想も非常によい具合に進んでいます。

 

つらい事の多い本年でしたが、尻上がりに希望の年になりそうです。私自身に関して言えば、右半身の麻痺が進んでいます。

でも今をがんばる、の哲学を死ぬまで貫き通したいと思います。眼も不自由になりました。でも音は聴けます。

皆さんと共に明るい日本にして行きたいとがんばります。

 

本当に久し振りに静岡県の講演会で清水区に18日(土曜日)に行ってきました。皆さんの温かい対応に深く感謝申し上げます。生きて返ったという思いが強い講演会でした。

私が何よりも嬉しかったことが3点あります。

1.静岡で安全研修をやっていた当時の研修生が非常に多く参加してくれたことです。みなさん、心から私の体調を心配してくれていました。感謝。本当に深く感謝!仲間です。

2.講演が午後1時から4時までという長丁場にも関わらず、全てやり通せました。病を得てから初めてです。体に少しの自信が戻りました。

3.静岡は「凄い」と思ったのは、NPOのためのNPOがあり、市民自らがNPOの様々な企画を立て、情報を集め、実行していることでした。育っているのです。わたくしが描いてた通りの組織が育っています。すばらしい。この芽は、是非とも大きく育てねば。

 

講演の最中にも、私の空白の3年について「どうしていたのか」という質問が多くの人から寄せられました。そこで、この間に「まさに目の飛び出る様な出来事」があり、苦悩したことを実名をあげつつ説明しました。みんな「エー、あの人が!」と驚愕していました。過ぎたことですが、伝えることは、しっかり伝えねばと思いました。

1つの山を越えたという思いが強まっています。これから気を変えて、新たな原稿執筆に取りかかろうと思っております。

 

新しい出発!静岡での想い

新しい本を書き始めました。

三郷市と松戸市で連続して発生した少女斬りつけ現場の実査に行きました。詳しいことは、清永奈穂が「全国防犯連合協会」の機関誌「安心な街に」に連続して載せます。

 感想はこの事件現場も、過去に起こった少女殺害現場と非常に似通った臭い(街の発展段階によって外形的には異なりますが)がするということでした。

一言で言えば「いずれも外縁=ハズレ」に位置しているということです。

 非常にスリリングであったことは、被疑者の少年が住んでいる場所を、ある一定の予測式の範囲で見事当てたことです。ビンゴ!!

 こういった予測の精度を上げて行けば、かなりの程度、犯人の居住地推定に仕えるのでは、と思いました。

清永賢二の研究の足跡~少年非行・規範教育・地域安全・子どもの安全研究の軌跡~

 

 特別顧問清永賢二は警察庁の科学警察研究所で25年間、日本女子大学で16年間、青少年の非行・逸脱行動・いじめ等の青少年問題を研究し続けてきました。そして「地域の子どもは地域の中で育て、地域を愛する大人に育てなければならない。」「安全教育とは、子どもを人間らしく育てる人作りそれが安全な街作りにつながる。」そのためには安全で安心な街を作らなければならないとして安全な街作りに取り組んで来ました。

 

 「主な著書など」

1982年     都市と犯罪   共著 東洋経済新報社  第236章の一部

 

1982年   安全な住空間     共著 東洋経済新報社 第123

 

1984年     大地震にあった子どもたち 共著 日本放送協会出版

 

1986年     いじめー教室の病       共著 金子書房 第245

 

1995年     「異界」を生きる少年少女   共著 東洋館 第3

 

1997年     漂流する少年たち       単著 恒星社厚生閣

 

1997年   非行少年の世界  放送大学特別講義として8月作成 麻生誠放送大学        教授(当時)と清永賢二が主任教授として作成  放送大学教育振興会

               (第一回暴力非行、2回薬物非行、3回性非行、4回いじめ、5回非行         の行方)

 

1997年   非行少年の精神世界と「心の教育」 月刊高校教育(11月号)学事出版

               (オランダの健康教育を紹介。少年が母親の胎内に宿ったときから、

        最終的には自己決定・自己責任できる大人のなることを目標に系統的なプログラムの必要性を提案)

1998年     現代の教育第4巻いじめと不登校   共著 岩波 第2

 

1998年     逸脱の社会学     共著 放送大学教育振興会 第39101415

 

1999年     少年非行の世界編 有斐閣 第1,7

               (子どもが大人になる為の教育カリキュラムの開発を提案)

 

2000年   少年犯罪と規範問題 日本教育(10月号) 社団法人日本教育界

               (イギリス市民教育オランダの心の健康教育を紹介)

 

2002年     逸脱行動論 共著 放送大学教育振興会 第1789101115

 

2002年   市民が主役の防犯都市作り  市政第51巻第9号   全国市長会

               (市民が主役の地域の風土に応じた総合的安全・安心のまち作りが早急になされなければならないと提案)

 

2002年1月30日 全国に先駆けて安全・安心ボランティア(ポニター)育成学校を設けた愛知県春日井市に全国の市民が集まり、「全国安全都市市民サミット」が全国安全都市会議主催で行われた

 

2003年   世田谷区スクラム防犯  監修  編集世田谷区建設・住宅部住宅課         

       (見守り合って、安全の和をつくることがスクラム防犯です) 世田谷区

 

2003年   犯罪データ第4弾|子どもはここで狙われる 読売ウイークリー(8月10日号)

         イラストグラフ作りに協力 読売新聞社

 

2004年   少年犯罪の事実と真実 朝日生命経営情報マガジンABC(3月号)朝                               日生命保険相互会社

               (犯罪防止に絞って市民化教育を提案、主役はあくまで市民)

 

2005年     初めてのいってきます     監修  編集子ども家庭支援課 世田谷区

               (日本で全国に先駆けて就学前の親子・幼稚園、保育園での安全教育を提案実施)

 

2005年     わが子を守「ここが危険」マップ 読売ウイークリー(12月25日号)   

     通学路のここが盲点のイラストとグラフ作りに協力   読売新聞社

 

2006年~現在  安全なまちづくり内閣総理大臣賞選考委員

 

2006年   ひと・ヒト・人 第4回 地域防犯のエキスパートととして紹介記事      

   月刊ポリスマガジン(3月号) ()月刊ポリスマガジン  

              (0歳からの安全教育を提案)

 

2006年     子どもの安全はこうして守る   共著 グラフ社

               (0歳からの安全教育を提案)

 

2006年     くらしの防犯と防災   共著 放送大学教育振興会 第238

 

2006年   犯罪から安全・安心の暮らしへ 地域力の向上 地方議会人(10月号)                                ()中央文化社

               (広島での少女殺害事件事例を通して自治体による安全安心人作りの場とカリキュラム作りを提案)

 

2006年~2007年 文部科学省資質の高い教員養成(GP)2007年度科学技術振興機構(JST)研究の代表として

 

2007年   学校安全全国調査報告書、安全教育カリキュラム作成第1版、広島市女児殺害現場報告書、安全教育カリキュラム作成第2版、栃木県日光市女児殺害現場調査報告書、能登地震学校調査報告書、英国・スエーデンにおける子どもの安全施設及び文部科学省調査報告書、全国子どもの犯罪被害報告書、全国子どもの保護者調査報告書、宮城県女子中学生死傷事件現地実査報告書、子どもの危機回避行動ビデオなど報告書を多数発行

 

2008年3月1日 子どもの犯罪からの安全教育総合シンポジューム開催 

「2008安全教育のこれまで・これから」を発行

       第1部 子どもの被害事件の報告と分析:主要な犯罪事件に学ぶ

            1.要約:子どもの被害事件の報告と分析:主要な犯罪事件に学ぶ

       2.広島市安芸市の小学校児童殺害事件  

           3.栃木県日光市の小学校児童殺害事件    

            4.兵庫県加古川市の小学校児童殺害事件

      5.広島市における女児殺害事件後の学校

            6.子どもと犯罪被害事件をまとめて

 

       第2部 ポスターセッション(ロビーにて開催)

               1.子どもはどうやって逃げるか

               2.英国における市民化教育と安全教育

 

    第3部 シンポジューム 子どもの安全教育のこれまで・これから

                 基調講演  清永賢二 ~対処的対応から教育的対応へ~

               発表1.地域活動から見た子どもの安全教育~奈良県富雄地区の防犯活動の意味するところ~

              発表2.社会のシステム変化をしっかり見据えて~「子どもの安全基礎体力」を~

               発表3.学校における安全教育の推進

               発表4.地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業を通しての教育活動のあり方

         ~学校防犯授業実践に見る地域を巻き込んでの防犯体制の整備~

 

         第4部 子どもの安全を巡る発表都全体討議

                                                     等々

 

2008年     防犯先生の安全教育マニュアル 単著 東洋経済新報社

 

 

2008年     第4回「学校安全・危機セミナー」講演   月刊安全と管理(8月号)                                 日本実務出版

子どもの「安全基礎体力づくり」を考える~対処的対応から教育的対応へ~

1.「子どもの犯罪からの安全」を考えるのに必要な3つの基本視座

                     ・子ども学=発達論 安全学=危機対応論 犯罪学=問題行動論

                 2.対処的対応中心であったこれまでの取り組み

                 3.これからの取り組み―教育的対処―

                 4.「安全基礎体力」構想

 

2008年  第1回東京都  幼稚園~高等学校・特別支援学校教員防犯指導者講習会講師(4カ所)     

 

2009年     こうすれば助かる| 子どもの安全学入門 共同通信社 全国23紙に掲載、発行部数535万部

               ①不審者に違和感 「何か変」大切に

               ②20メートル先に注意して歩く

               ③「ためらわない精神」大切

               ④大声と大暴れでSOS 防犯ブザー過信は禁物

               ⑤どれだけ逃げるか  体一つで20メートル必死に

               ⑥安全マップ作り 土地勘養い点から線に

               ⑦つかめ事件の前兆  被害語れる信頼関係を

               ⑧安全基礎体力 危機克服できる人に

 

 

2009年     防犯ボランティア活動マニュアル   代表執筆 全国防犯協会連合会

 

2009年   通学路における子どもの犯罪危機回避における基礎的研究でキッズデザイ       ン賞受賞

 

2010年   ボーダレス化したいじめとケンカ     児童心理(9月号) 金子書房

 

2010年     家庭の安全と安心  共著  全国危険物安全協会

 

2010年                                                     時事通信者

 

 

 

2010年   犯罪からの子どもの危機実態に関する研究ー小学校を中心としてー

        代表研究  日本女子大學総合研究所紀要

 

2010年   「教育における評価システムの改善と子どものモラル向上」報告

 

2010年   防犯環境設計の基礎  監修執筆  彰国社 第1章

 

2010年      静岡県防犯条例検討委員会委員長

 

2010年   東京都治安対策本部「子どもの安全安心アカデミー」副座長

 

2011年     「大泥棒」 単著 東洋経済新報社(6月)                               

2011年     子どもの安全教育を科学する(仮題) 共著 ミネルバ書房 (6月発                                    刊予定)

 

 1997年に非行少年の精神世界と「心の教育」で、「非行を犯した少年の教育をどうするか」の結論として導き出されたのが、子どもを大人にすること、命の教育などを、少年が胎内にいるとき(すなわち0歳)からの系統的なプログラムの基で教育する必要があると言う強い思いでした。

 

 そういう思いを持って1999年4月からロンドン大学にて文部科学省の研究費で客員研究員として1年間ロンドンにで研究生活に入った。そこでトニーブレアが始めた市民化教育に共感を持ち資料を集め始めました。

 

2000年4月に日本に戻ってから「市民が主役の防犯都市作り」

                    「全国安全都市会議」

                    「市民安全学会」等を次々立ち上げ、

「全国市長サミット」を開き、静岡県や埼玉県、長崎県等多くの県や市の防犯条例作りに係わり

安全大學のプログラムや講習会の計画に関わってきました。

 

子どもを大人にすることと市民化教育は同意語でありそのために、10年以上イギリスの市民化教育の研究も行ってきました

 

 2004年に世田谷区で始まった画期的な試み、「小学校入学前の幼児に対する」親子幼稚園の教師、保育園の保母さんなどに対する教育のプログラム作りと実践が「0歳からの安全教育」へと一歩踏み出すことになりました

その後春日井市における様々な実験、文部科学省からの科研費での研究などで継続的に行ってきた研究がやっと実りつつあります。世田谷区や春日井市の英断には深く感謝しております。

 

 現在は学校現場における安全教育の実践、発達段階別の教育カリキュラム、子どもの発達別の学習ノート作り、それを使用する際の教師用の指導書などと共に指導するスタッフの育成などにも力を入れています。

 

まだまだ学校現場の協力を得て改善していく必要があるので、学校現場や地域と連携を取りつつやっていきたいと思っています。

このような情報も随時発信していきます。

 

特別顧問 清永賢二の研究の足跡